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ぼくはこどもができにくい。

男目線で書く、男の不妊についてのブログです。

不妊治療をしている婦人科の病院ってどんなところ?

不妊」という単語に対して反応するのは、おそらく女性の方だと思います。
女性からすれば自分の健康と直結する話ですし、まだ若いと言っても万が一自分が何らかの病気だったら…と思えば気が気ではない人も多いでしょう。
対して男性は不妊と言う言葉に反応が鈍く、女性に促されて一緒に病院に行く立場だと思います。
ぼくもそうでしたが、男性は自分が不妊の原因になりうる確率というものあんまりよく知りません。さらに不妊についてはもちろん、女性の体についても、生理とか月経というシンプルな内容は知っていても、それ以上については全然知りません。なので不妊を自分と関係あるものだと思っていない人もたくさんいると思うんです。

 

で、そんな男性が奥さんに促されて訪れる可能性がある場所が「婦人科」の病院です。名前の時点で男はお呼びでない場所。中がどうなってるのか、どんな人がいるのか、何をすることになるのかなどなど、これから訪れる方にとっては不安でいっぱいな場所だと思います。

 

と言うわけで、婦人科に行ったことがある男として、どんなとこなのかをレポートしていきます。

まず婦人科は(詳しくは知らないけど)女性の病気を見てくれるとこです。なので基本的に患者さんは女性ばっかりです。

不妊治療もやってるとはいえ、基本は婦人科の病院なので、奥さんと一緒に来た男性は婦人科にかかりたい女性の群れの中でさびしい思いをすることになります。
また、これは病院によって異なるとは思いますが、ぼくの行った病院は2/3の確率で待合室が満席御礼でした。更年期の注射?など、診察時間が短く済むものが優先され、検査結果を伝えたり相談したりなどの時間の必要な患者が後回しにされていたのもあって、初回は2時間近く待たされました。

単に待っているだけであれば大人ですから2時間くらいは何とか我慢できます。なにがしんどいかと言えばその間、ずーっと待っている女性患者さんたちからの目線が気になるんです。そりゃ婦人科と言う女性のための病院に男性が来ていたら、待っている女性も気になって仕方ないわけです。ぼくの行ったところはわりと街中にある、そこそこ大きな病院だったこともあって、診察待ちをしている多くの女性患者さんにチラチラ見られました。

さらに(これはホントに偶然の不運なんだと思いますが)やってきた男性患者を不審に思い、露骨に噂話をはじめたり、スマホで写真を撮りはじめたりするマナーの悪い女性患者がいたは最悪でした。ぼくはその被害に遭うことなくすみましたが、受付で待っていた男性はあえなくカメラの餌食に…。

たくさんの女性の中に独りぼっち&チラチラ見られるという状況は、検査の結果云々に関係なく正直かなりストレスが溜まります。人によってはプライドが傷ついたり、病院に行くことを拒否したくなる人がいても不思議じゃありません。これから婦人科の病院を訪ねるという男性には、自分のココロを守るためにもマスクを装備して顔をなるべく隠して行くことをオススメします。

 

そんな待合室で息を忍ばせていると、ようやっと診察室へ呼び出されるわけです。不妊治療に力を入れている病院はプライバシーなどを守るために診察番号などで呼んだりするそうですが、ぼくの行ったところは思いっきり名前で呼ばれました。女性ばっかりの待合室で気配を殺し、待合室のオブジェの一つとして静かにひそんでいたのに、突然スポットライトをあてられるかのようにその存在をあばかれてしまうわけです。その病院は何回か通いましたが、これは毎回焦りました。

ちなみに診察室の中はふつうの病院と同じなので割愛。

 

それともう一つ、内科の病院とは大きく異なるのは「男性用のトイレが少ない」ということです。婦人科の病院で、患者も女性ばっかりであれば当然なんですが、ぼくの行った病院は男性用トイレは別の階(病床やその他設備がある階)にあったため、毎度上の階に上る必要がありました。トイレくらい少なくたって…と思う方も多いかもしれませんが、待合時間が長いので利用率はかなり高めです。冬の寒い日に2時間も座りっぱなしとなれば、嫌でも一回ぐらいトイレは催してしまいますよ…。

あと、これまた偶然だと思うんですが、ぼくの利用中に看護婦さんがふつ~に入って掃除道具を取っていきました。ごめんなさいも失礼しますもなく、なんだか覗きにあったような気分でしたよね…。

 

というわけで、婦人科の病院はこんなとこでした。正直「女の砦」感がすごくて、男性が立ち入るべきではない場所というオーラがすごかったです。ぼくが気にしすぎる性格なのもあって余計にですが、中での居心地の悪さはもちろん、病院の自動ドアをくぐるのにも心の準備が必要です。例えるなら、童貞だったあの頃に初めて18禁のカーテンの向こうに入っていく時の緊張感はそのままに、ワクワク感をすべて不安感に取り替えたような感じです。もう一回通って欲しいと言われても、出来れば勘弁したい…。

もしこれから不妊について検査をする予定のある方は、出来れば「不妊治療専門の病院」や「男性不妊も対応している泌尿器科」の方がオススメじゃないかなぁと思いますね。全て通ってそれぞれを比較したわけじゃないですが、婦人科の病院で女性の中にひとりぼっちになるよりは、男性がいても変じゃない場所に通う方が気が楽じゃないかなぁと思います。

 

ご参考になれば幸いです。それでは。