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ぼくはこどもができにくい。

男目線で書く、男の不妊についてのブログです。

精液検査ってどんなことするの?

不妊治療で病院を訪ねると、男女ともにまずはいろいろな検査を受けることになります。男性は精液検査を受けることになります。
女性にはいろいろとたくさんの検査があるそうですが、ぼくは体験していないので内容についてはここでは割愛。検査を受けた女性の夫としては、よくわからない検査をたくさん受けて、何回も病院に行くことになって大変そうだなぁ…かわいそうだなぁ…という気持ちになりました。

さて、本題は精液検査です。
この検査を受けると精子
・量(一回の射精でどのくらいの数が出てくるのか)
・奇形率(変な形してる奴がいないか)
・運動率(元気に動き回っているのか)
などを知ることができます。項目は他にもあったり、病院によって違ったりするそうですが、そういう難しいことはきちんとした本とか読んでお勉強してくださいね!!
ぼくが言えるのは精子量は10のX乗という数値で表記されるため、常日頃から1000万のような大きな数のゼロの数を意識しておくと、結果がわかりやすいということです。ぼくは算数も数字も苦手なので、数値を見せられても多いんだか少ないんだかピンときませんでした。
ちなみにこの検査は2~3回くらい行われます。一回だけだとストレスでたまたま少なかったとか、疲れて結果が悪かったとかの判別が付かないためだそうですが、ぶっちゃけストレスも疲れもだいたいいつも感じてるのでそんなに違いが出るのかなぁ…とは思ってました。

では精液検査ってどんな形で進んでいくんでしょう。
病院で検査を受けるように言われると、まずは精液を入れるカップをもらいます。ぼくが受け取ったのは透明のプラスチック製で、ちょっと厚手のビニールで梱包されている物でした。容器には「紫外線による殺菌を行いました」という記載もあったので、精液検査ってのは尿検査よりも変なもんが混じってはいけないしっかりした検査のようです。
このカップの中に精液を出して病院に持っていくと検査を行ってくれるのですが、テキトウなタイミングでちゃちゃ~っと出してホイ!っと持ってくるのではダメなのです。ぼくの行った病院では5日間の禁欲/射精禁止期間を過ごしてから、検査用の精液を採取するように言われました。(この行為を採精と言うらしいです。)ちなみに禁欲期間は病院や先生によって違ったりするらしいので、自分が通うとこできちんとお話を聞いてくださいね。

では採精の方法についてですが、病院によってまちまちなようです。不妊専門の病院や大きな病院には「採精室」という部屋が用意されているそうです。そこには多種多様な好みに合わせた桃色円盤たちが揃えられており、どんな男性でもわくわくドキドキしながら検査用の精子を採取することができるそうです。でもそんな桃色円盤たちを見ていたら、「これは院長の趣味かなぁ」「誰がどこでこんなもん買ってきたんだろう」とかいろいろとよからぬ妄想もしてしまい、診断の時に変な気持になってしまいそうですよね。
ぼくが行った病院は残念ながらそういった部屋はありませんでした。なので外部で採精をした物を病院に持ち込む必要があったのですが、これがなかなか大変…。病院が言うには「採精から1時間以内にカップを提出してください」とのことなんですが、採精が行えて、その後病院に1時間以内で行ける場所ってそんなにないんですよね。ぼくはたまたま近所の病院だったので何とかなりましたが、病院に通うのに1時間以上かかってしまうような人は採精の段取りについてもしっかり考えておく、チェックしておく必要があると思います。
※採精については別途書きたいと思います。

無事に採精を終えたらいよいよ提出です。提出の仕方は病院によって違うんだと思いますが、ぼくの行った病院では受付で看護婦さんに手渡しという恐怖の方法でした。これは「レンタルビデオ店で大量の桃色円盤を借りようとしたのに、レジにはお姉さんしかいない」状態の5倍くらい恥ずかしい状況です。待合室で待ってる女性も見てくるし、看護婦さんも見てくるし、顔から火が出るってのはこの時のために用意された言葉に他ならないでしょう。賢明なる同志諸兄が同じような場面に遭遇する場合には、帽子とメガネとマスクという芸能人スタイルで望まれることを強くオススメいたします。

提出してから30分~1時間くらいすると診察室に呼ばれます。先の記事にも書いた通り、ここは名前で呼び出すタイプの病院。ぼくはこの時に待合室にいる方に苗字もバレることになりました。
診察室では各項目について話を聞きます。その結果に問題がなければ奥さんの側の結果を待ち、その結果を踏まえて治療の方法などのアドバイスや方針を示してもらえるようです。

ぼくはこのタイミングで精子量が非常に少なく「自然妊娠は難しい」と宣告されたわけです。
これも病院や先生によって違うと思うんですが、ぼくは婦人科だったからかほとんどアドバイスや解説をもらえませんでした。精子量が少ないならどうしたらいいのか、治療できるならどんな科の病院に行けばいいのか、そういった話は全くされていません。自分の体に問題があるのなら出来れば治したい、もしくは少しでも改善させたいと思うのが人情だと思います。しかしそういったアドバイスもなく、顕微授精などの高度な不妊治療の話に進んでいくのは、なんだか自分が見捨てられたような気持ちになってとてもみじめでしたね。

というわけで精液検査のいろいろについて書きました。
ぼくが行った病院が婦人科だったからか男性に対する配慮があまりなく、毎回恥ずかしくみじめな思いをすることになりました。これから不妊治療を始める方は、なるべく男性が恥ずかしい思いをしない病院選びをすることをオススメします。ウワサによると検査だけしてくれる施設があったり、男性不妊を専門にしている泌尿器科とかでも行えるそうなので、そっちの方が気持ちは楽なのかもしれません。

ご参考になれば幸いです。それでは。